落語会
8月11日(月曜日)
上野広小路
落語協会2階
黒門亭
pm5:30開場
pm6:00開演
【喜多八・一琴のおさらい会】
2日続けてのおさらい会に参戦しました♪
柳家 喜多八師匠
【夢の酒】
柳家 一琴師匠
【三くだり半】(新作落語)
仲入り
柳家 喜多八師匠
【ラブレター〜茄子娘】
柳家 一琴師匠
【青菜】
個人的に、土・日・月と三連投のかたちになりました!
腰(当方腰痛持ち)大丈夫かしらん?
今日も落語を聴きに来て、遊んでばかりで良いのかしらん?
などなど、今日は今日で、色々考えながら・・・JR 御徒町駅に到着!
さてさて、落語会♪
柳家 喜多八師匠
【夢の酒】
先ず、会場のお客さんを見渡して・・・
昨日のおさらい会の後、喜多八師匠を含め、数人でお疲れさま会?飲みに行かれたそうです。
店は、上野広小路では、有名な(奥さまご公認)のキャッチフレーズの岩田屋へ行くも・・・
日曜日なので、お休み。
仕方がないので、飲み屋を探して、上野鈴本演芸場の側まで来て、営業中の居酒屋?を見つけて入ったは良いものの・・・
音楽が煩すぎて、仲間との会話も聞こえず!
ジャンケン大会みたいな物まで有り!
暫くすると、音楽が止み、店員によるマイクパフォーマンスが始まり!
『当店の美味しい新鮮な取れたての刺身、その魚やイカを捕った漁師さんからビデオレターが届いております!』
その後、漁師からの訳のわからない映像を見せられてと・・・
ボヤク事しきり・・・
『今日はね、季節柄な噺で【千両みかん】を演じようと思いましたが・・・先日購入したI ポットで上手く録音が出来なかった!だから・・・全然さらえていません!』
季節柄な噺と言えば・・・【怪談噺】
本日8月11日は、圓朝師匠の命日ですから、『身の毛もよだつ様な怪談噺をしようかと・・・
無理だよ♪持って無いもん!』
『怪談噺は、昔、【牡丹燈籠】を一回だけかけた事が有りますが・・・それっきり!
他の怪談噺は、【乳房榎】の前半をかけた事も有ります!でもね、この【乳房榎】わたくしが演じると・・・【エロ噺】になっちゃう!まさに【芸は人なり】ですなぁ〜♪
いつまでも有ると思うな前立腺!』などなど、バカエロ話のマクラをして。
先ほどの、飲み屋の話ではないですが♪、昔、志ん朝師匠に飲みに連れていってもらった時、志ん朝師匠が酒を注文するのに、『冷やで!』
店員は、アルバイトですからね、マニュアル通りに、『冷酒ですか?常温ですか?』
『だから、冷やで!』
『冷酒ですか?常温ですか?』
『だから、冷やで!って言ってるだろ!』
この繰り返し・・・
『志ん朝師匠は、【冷や】に随分と拘られていらっしゃったなぁ〜』なんて話の後・・・
【夢の酒】
マクラの志ん朝師匠の【冷やで!】がオチでばっちり効果を表します!
随分とマクラと本題の噺に繋げるパターンを色々と試行錯誤されてる?様子ですね。
その分、マクラも噺もシッカリ堪能させて、貰えますから・・・
聴いている当方やお客さんは、楽しませてもらい得した気分?
柳家 一琴師匠
【三くだり半】
かなり前の桂文朝師匠の新作落語だそうです。
マクラでは、一琴師匠と奥さんのメールのやり取りなどの話から・・・
『今日は何時に帰ってくる?』→『8時』→『了解!』
『今晩ごはん食べる?』→『いらない!』→『了解!』
長年連れ添った夫婦の対話とは、こんなものになって行くんですね。
ところが、ある日、やたらと長文で、一琴師匠の悪口ばかりのメールが奥さんから届いたそうです。
『このメールは、送り先を間違えていますよ』→『しまった!』
そんなマクラから噺は、仕官が叶わないお武家の大村源左衛門が、日々の暮らしの為に、内職として『手紙の代筆』を始める。
手紙の代筆が評判になり、無筆な町人がひっきりなしに頼みに来る、挙げ句、離縁状まで頼まれる!
この離縁状の代筆で商売大繁昌。
武士の本分から掛け離れた代筆業を、調子に乗ってしていると自分の妻に、三くだり半をつきつけられる!
その代筆代金はまさに、自分の支払い!
仲入り
柳家 喜多八師匠
【ラブレター〜茄子娘】
短めの噺を二つ続けて口演してくれました。
ラブレターは、帰国子女の彼女から貰ったラブレターを友達が読み上げる!
帰国子女の彼女なので・・・日本語が???
文章も全てカタカナ
濁音の点点を飛ばしたり
シ→ツと書いたり
ウ→クと書いたり
ちょっと→一寸→イッスンになったり
ラブレターの冒頭は・・・
『テアテアテアツンチャンヘ、イッスンキョウハクルシカッタヨ!』
これを読み下すと・・・
『ディァディァディァ、新ちゃんへ、一寸、今日は、嬉しかったよ♪』になる。
\(^o^)/
こんなラブレター解読でひと笑い。
そこから、【茄子娘】へ
女人禁制の仏門に仕える上人。
ある時、女人禁制を犯してしまう!
自分の未熟さを覚り、修行の旅に出る。
5年間の修行の旅を終えて、自分の寺に帰って来たら・・・
見知らぬ娘が『父ちゃん』と上人を呼ぶではないか・・・
オチでは・・・
『親はなすとも子は育つ!』
柳家 一琴師匠
【青菜】
今年の夏四回目になる【青菜】
特筆なのは、一琴師匠の筋肉の緩和による顔の表情変化。
植木屋が、ご隠居の真似をして、半チャンに・・・
『植木屋さんは、青菜をお上がりになるかい?』
『嫌いだよ!』
その時の一琴師匠の怒りの表情表現の為に、コメカミの辺りの筋肉がピクピク!
その後、半チャンが妥協して、『判ったよ!青菜を貰うって言えば良いんだろ?その代わり、本当には、食わないからな!』
青菜を、貰うと聞いて、一気に嬉しそうな表情へ変化。
この筋肉の緩和による表現なんかは、黒門亭ならではですね。
(客席〜演者の距離)近距離。
そんなこんなの三連投の落語三昧な3日間でした。
By HB
上野広小路
落語協会2階
黒門亭
pm5:30開場
pm6:00開演
【喜多八・一琴のおさらい会】
2日続けてのおさらい会に参戦しました♪
柳家 喜多八師匠
【夢の酒】
柳家 一琴師匠
【三くだり半】(新作落語)
仲入り
柳家 喜多八師匠
【ラブレター〜茄子娘】
柳家 一琴師匠
【青菜】
個人的に、土・日・月と三連投のかたちになりました!
腰(当方腰痛持ち)大丈夫かしらん?
今日も落語を聴きに来て、遊んでばかりで良いのかしらん?
などなど、今日は今日で、色々考えながら・・・JR 御徒町駅に到着!
さてさて、落語会♪
柳家 喜多八師匠
【夢の酒】
先ず、会場のお客さんを見渡して・・・
昨日のおさらい会の後、喜多八師匠を含め、数人でお疲れさま会?飲みに行かれたそうです。
店は、上野広小路では、有名な(奥さまご公認)のキャッチフレーズの岩田屋へ行くも・・・
日曜日なので、お休み。
仕方がないので、飲み屋を探して、上野鈴本演芸場の側まで来て、営業中の居酒屋?を見つけて入ったは良いものの・・・
音楽が煩すぎて、仲間との会話も聞こえず!
ジャンケン大会みたいな物まで有り!
暫くすると、音楽が止み、店員によるマイクパフォーマンスが始まり!
『当店の美味しい新鮮な取れたての刺身、その魚やイカを捕った漁師さんからビデオレターが届いております!』
その後、漁師からの訳のわからない映像を見せられてと・・・
ボヤク事しきり・・・
『今日はね、季節柄な噺で【千両みかん】を演じようと思いましたが・・・先日購入したI ポットで上手く録音が出来なかった!だから・・・全然さらえていません!』
季節柄な噺と言えば・・・【怪談噺】
本日8月11日は、圓朝師匠の命日ですから、『身の毛もよだつ様な怪談噺をしようかと・・・
無理だよ♪持って無いもん!』
『怪談噺は、昔、【牡丹燈籠】を一回だけかけた事が有りますが・・・それっきり!
他の怪談噺は、【乳房榎】の前半をかけた事も有ります!でもね、この【乳房榎】わたくしが演じると・・・【エロ噺】になっちゃう!まさに【芸は人なり】ですなぁ〜♪
いつまでも有ると思うな前立腺!』などなど、バカエロ話のマクラをして。
先ほどの、飲み屋の話ではないですが♪、昔、志ん朝師匠に飲みに連れていってもらった時、志ん朝師匠が酒を注文するのに、『冷やで!』
店員は、アルバイトですからね、マニュアル通りに、『冷酒ですか?常温ですか?』
『だから、冷やで!』
『冷酒ですか?常温ですか?』
『だから、冷やで!って言ってるだろ!』
この繰り返し・・・
『志ん朝師匠は、【冷や】に随分と拘られていらっしゃったなぁ〜』なんて話の後・・・
【夢の酒】
マクラの志ん朝師匠の【冷やで!】がオチでばっちり効果を表します!
随分とマクラと本題の噺に繋げるパターンを色々と試行錯誤されてる?様子ですね。
その分、マクラも噺もシッカリ堪能させて、貰えますから・・・
聴いている当方やお客さんは、楽しませてもらい得した気分?
柳家 一琴師匠
【三くだり半】
かなり前の桂文朝師匠の新作落語だそうです。
マクラでは、一琴師匠と奥さんのメールのやり取りなどの話から・・・
『今日は何時に帰ってくる?』→『8時』→『了解!』
『今晩ごはん食べる?』→『いらない!』→『了解!』
長年連れ添った夫婦の対話とは、こんなものになって行くんですね。
ところが、ある日、やたらと長文で、一琴師匠の悪口ばかりのメールが奥さんから届いたそうです。
『このメールは、送り先を間違えていますよ』→『しまった!』
そんなマクラから噺は、仕官が叶わないお武家の大村源左衛門が、日々の暮らしの為に、内職として『手紙の代筆』を始める。
手紙の代筆が評判になり、無筆な町人がひっきりなしに頼みに来る、挙げ句、離縁状まで頼まれる!
この離縁状の代筆で商売大繁昌。
武士の本分から掛け離れた代筆業を、調子に乗ってしていると自分の妻に、三くだり半をつきつけられる!
その代筆代金はまさに、自分の支払い!
仲入り
柳家 喜多八師匠
【ラブレター〜茄子娘】
短めの噺を二つ続けて口演してくれました。
ラブレターは、帰国子女の彼女から貰ったラブレターを友達が読み上げる!
帰国子女の彼女なので・・・日本語が???
文章も全てカタカナ
濁音の点点を飛ばしたり
シ→ツと書いたり
ウ→クと書いたり
ちょっと→一寸→イッスンになったり
ラブレターの冒頭は・・・
『テアテアテアツンチャンヘ、イッスンキョウハクルシカッタヨ!』
これを読み下すと・・・
『ディァディァディァ、新ちゃんへ、一寸、今日は、嬉しかったよ♪』になる。
\(^o^)/
こんなラブレター解読でひと笑い。
そこから、【茄子娘】へ
女人禁制の仏門に仕える上人。
ある時、女人禁制を犯してしまう!
自分の未熟さを覚り、修行の旅に出る。
5年間の修行の旅を終えて、自分の寺に帰って来たら・・・
見知らぬ娘が『父ちゃん』と上人を呼ぶではないか・・・
オチでは・・・
『親はなすとも子は育つ!』
柳家 一琴師匠
【青菜】
今年の夏四回目になる【青菜】
特筆なのは、一琴師匠の筋肉の緩和による顔の表情変化。
植木屋が、ご隠居の真似をして、半チャンに・・・
『植木屋さんは、青菜をお上がりになるかい?』
『嫌いだよ!』
その時の一琴師匠の怒りの表情表現の為に、コメカミの辺りの筋肉がピクピク!
その後、半チャンが妥協して、『判ったよ!青菜を貰うって言えば良いんだろ?その代わり、本当には、食わないからな!』
青菜を、貰うと聞いて、一気に嬉しそうな表情へ変化。
この筋肉の緩和による表現なんかは、黒門亭ならではですね。
(客席〜演者の距離)近距離。
そんなこんなの三連投の落語三昧な3日間でした。
By HB
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