9月20日落語会2
さてさて落語会。
開口一番
雷門 音助
【まんじゅう怖い】
会場の来客にお礼を口上して、噺に・・・
高縄手落語会でこの噺を聞いていますが、今日はフルバージョン?
なにがどう変わったか?
分かりませんが、前回聞いた時より良くなっている?
音助クンが高座において一番多くかけている噺なのでしょうか?
『この噺には・・・自信があります!』っう感じかなぁ〜♪
その他、本日の当方のコンディション?会場の雰囲気?音助クンの噺自体?
色々な要因があるでしょうが、明るく元気良くこの噺を楽しませてもらいました。
柳亭 小痴楽
【磯の鮑】
この噺家さんもこの噺も初めててした。
先ず、自己紹介から、『小痴楽、小さく痴漢を楽しむデス!柳亭と書いて、【かみなりもん】と読みます!』
雷門助六一門会に呼ばれている事を認識し、自分の立場を踏まえた挨拶。
見た目がまだ若そうですが、しっかりした感じで好感が持てますね♪
マクラでは、現在25才ですが、16才で入門しているとの事。
10年選手なんですね。
かなり、若い時期に入門しているので、後から入って来る後輩たちが皆年上ばかり、やっと、同世代の入門者(音助を含み)が回りに現れて始めたと嬉しそう!
本題の噺【磯の鮑】の前フリで、海外・外人は、何でも言葉で表現するが、日本においては、暗黙のルールつまり、察するという事が有る。
先日、誕生日に師匠に町田のスナックへ連れていって貰った話を・・・
小痴楽さんに付いたフィリピンの色黒ズングリムックリのメロンちゃん、互いに座って話をしていると、見たくも無いのに、メロンちゃんのパンツが見える。『膝にハンカチでも掛けて』と頼むが、側の席にいた師匠が『それも含めて一時間¥1500円だぁ〜!』と暗黙のルールを教えられたとか・・・
噺の【磯の鮑】は、与太郎が吉原でモテモテになるレクチャーを受けてその教えを実践する。
しかし、やはり、与太郎なもんで・・・
レクチャー通りにはいきません。
レクチャー通りいかなくても、与太郎のピュアーな感性と与太郎ワールドを、上手に表現してくれていました。
雷門 小助六師匠
【崇徳院】
昨年真打ちに昇進された師匠です。
崇徳院の【瀬を早み岩にせかるる滝川のわれても末にあはむとぞ思ふ】この恋句をキ−ワードに熊さんが三軒長屋の大家を目指し、人の集まる湯屋や床屋へ駆けずり回る。
キーワードに掛けてのオチで熊さんとカシラとのもみ合いで床屋の鏡が割れ・・・
【割れてもすぐに買わんとぞ思う】とインパクトがありました。
仲入り
鏡味 正二郎師匠
【太神楽】
鞠・ごかい茶碗・出刃・傘と色々な曲芸を大きな目をより大きく見開いて熱演。
この正二郎師匠の曲芸の合間合間に入るしゃべりも達者なもんでした。
雷門 助六師匠
【両国八景】
昨年の第8回雷門助六一門会の話から、昨年は会当日雨だったそうで、今年も雨だったら・・・と客入りを心配していた様子。
先代の雷門助六師匠が寄席でよくかけていた噺【両国八景】を・・・
初めて聞く噺です。
酒飲みには色々癖があり、【怒り上戸】【笑い上戸】【泣き上戸】など三上戸などと言うそうです。
中には【後引き上戸】なんて癖の持ち主もいて・・・
『もう一本・もう一本だけ・・・』
『もう一杯・もう一杯だけ・・・』なんて御仁も
そんな【後引き上戸】の熊さんの噺です。
お湯屋に行って入浴の銭を払ったら無一文になった熊さん
それでもお構いなしに、帰りがけに飲み屋へ寄る。
無一文のくせに、口開けの客として店員に酒を頼み飲み始める。
完璧な無銭飲食なのですが・・・
熊さんには、計略が・・・
それは、この店で飲んでいれば、いずれ知り合いが前を通る。
そこで、その知り合いを店に入れ、熊さんの支払いを持ってもらう。
そこへ、熊さんの知り合いの虎さんが表を通りかかる。
虎さんを店に招き入れ、自分の支払いの肩代わりを頼む。
『しょうがねぇなぁ〜』などと言いながらも熊さんの支払いをしてあげる虎さん。
虎:『いくらになるんだい?これで足りるかい?』
店員:『お釣りです』
虎:『釣りは取っといていいよ!』
熊:『その釣り銭でもう一杯!』
一旦舞台袖に下がった助六師匠、再び登場して、一門会の音助クン・小助六師匠を舞台へ呼び出し。
一人ずつあいさつをしてくださいました。
その後、助六師匠の提案で、一人ずつ踊りの披露。
音助クン 深川
小助六師匠 かっぽれ
助六師匠 姐さん・奴さん (あやつり)
踊りを披露しましょうとおしゃるくらい助六師匠の踊りは郡を抜いて素晴らしかったです。
【あやつり】と言うくらい踊りながらの浮遊感があり、尚且つ天井から垂れてきている見えない糸に操られている
あなたはマイケルジャクソンかいな?(ちょっと古いですね)
踊りの披露後終演いたしました。
終演後トイレに寄り帰ろうとホールロビーに出てくると、雷門助六師匠・小助六師匠・音助クンが来てくださったお客様をお見送りしつつ、常連のお客様に囲まれ談笑しておりました。
その時、音助クン師匠方の側から離れ当方の方へ近寄って来て、『来て下さったんですね。ありがとうございます』しっかりと先月の高縄手落語会打ち上げでの当方の発言を覚えていると共に当方の顔形を認識していてくれたみたい。
うれしい限りですね。
こんなに嬉しい事をされちゃうと、今後も【音助ガンバレ】と音助クンの出る会に応援しに行かねばならないですね。
byHB
開口一番
雷門 音助
【まんじゅう怖い】
会場の来客にお礼を口上して、噺に・・・
高縄手落語会でこの噺を聞いていますが、今日はフルバージョン?
なにがどう変わったか?
分かりませんが、前回聞いた時より良くなっている?
音助クンが高座において一番多くかけている噺なのでしょうか?
『この噺には・・・自信があります!』っう感じかなぁ〜♪
その他、本日の当方のコンディション?会場の雰囲気?音助クンの噺自体?
色々な要因があるでしょうが、明るく元気良くこの噺を楽しませてもらいました。
柳亭 小痴楽
【磯の鮑】
この噺家さんもこの噺も初めててした。
先ず、自己紹介から、『小痴楽、小さく痴漢を楽しむデス!柳亭と書いて、【かみなりもん】と読みます!』
雷門助六一門会に呼ばれている事を認識し、自分の立場を踏まえた挨拶。
見た目がまだ若そうですが、しっかりした感じで好感が持てますね♪
マクラでは、現在25才ですが、16才で入門しているとの事。
10年選手なんですね。
かなり、若い時期に入門しているので、後から入って来る後輩たちが皆年上ばかり、やっと、同世代の入門者(音助を含み)が回りに現れて始めたと嬉しそう!
本題の噺【磯の鮑】の前フリで、海外・外人は、何でも言葉で表現するが、日本においては、暗黙のルールつまり、察するという事が有る。
先日、誕生日に師匠に町田のスナックへ連れていって貰った話を・・・
小痴楽さんに付いたフィリピンの色黒ズングリムックリのメロンちゃん、互いに座って話をしていると、見たくも無いのに、メロンちゃんのパンツが見える。『膝にハンカチでも掛けて』と頼むが、側の席にいた師匠が『それも含めて一時間¥1500円だぁ〜!』と暗黙のルールを教えられたとか・・・
噺の【磯の鮑】は、与太郎が吉原でモテモテになるレクチャーを受けてその教えを実践する。
しかし、やはり、与太郎なもんで・・・
レクチャー通りにはいきません。
レクチャー通りいかなくても、与太郎のピュアーな感性と与太郎ワールドを、上手に表現してくれていました。
雷門 小助六師匠
【崇徳院】
昨年真打ちに昇進された師匠です。
崇徳院の【瀬を早み岩にせかるる滝川のわれても末にあはむとぞ思ふ】この恋句をキ−ワードに熊さんが三軒長屋の大家を目指し、人の集まる湯屋や床屋へ駆けずり回る。
キーワードに掛けてのオチで熊さんとカシラとのもみ合いで床屋の鏡が割れ・・・
【割れてもすぐに買わんとぞ思う】とインパクトがありました。
仲入り
鏡味 正二郎師匠
【太神楽】
鞠・ごかい茶碗・出刃・傘と色々な曲芸を大きな目をより大きく見開いて熱演。
この正二郎師匠の曲芸の合間合間に入るしゃべりも達者なもんでした。
雷門 助六師匠
【両国八景】
昨年の第8回雷門助六一門会の話から、昨年は会当日雨だったそうで、今年も雨だったら・・・と客入りを心配していた様子。
先代の雷門助六師匠が寄席でよくかけていた噺【両国八景】を・・・
初めて聞く噺です。
酒飲みには色々癖があり、【怒り上戸】【笑い上戸】【泣き上戸】など三上戸などと言うそうです。
中には【後引き上戸】なんて癖の持ち主もいて・・・
『もう一本・もう一本だけ・・・』
『もう一杯・もう一杯だけ・・・』なんて御仁も
そんな【後引き上戸】の熊さんの噺です。
お湯屋に行って入浴の銭を払ったら無一文になった熊さん
それでもお構いなしに、帰りがけに飲み屋へ寄る。
無一文のくせに、口開けの客として店員に酒を頼み飲み始める。
完璧な無銭飲食なのですが・・・
熊さんには、計略が・・・
それは、この店で飲んでいれば、いずれ知り合いが前を通る。
そこで、その知り合いを店に入れ、熊さんの支払いを持ってもらう。
そこへ、熊さんの知り合いの虎さんが表を通りかかる。
虎さんを店に招き入れ、自分の支払いの肩代わりを頼む。
『しょうがねぇなぁ〜』などと言いながらも熊さんの支払いをしてあげる虎さん。
虎:『いくらになるんだい?これで足りるかい?』
店員:『お釣りです』
虎:『釣りは取っといていいよ!』
熊:『その釣り銭でもう一杯!』
一旦舞台袖に下がった助六師匠、再び登場して、一門会の音助クン・小助六師匠を舞台へ呼び出し。
一人ずつあいさつをしてくださいました。
その後、助六師匠の提案で、一人ずつ踊りの披露。
音助クン 深川
小助六師匠 かっぽれ
助六師匠 姐さん・奴さん (あやつり)
踊りを披露しましょうとおしゃるくらい助六師匠の踊りは郡を抜いて素晴らしかったです。
【あやつり】と言うくらい踊りながらの浮遊感があり、尚且つ天井から垂れてきている見えない糸に操られている
あなたはマイケルジャクソンかいな?(ちょっと古いですね)
踊りの披露後終演いたしました。
終演後トイレに寄り帰ろうとホールロビーに出てくると、雷門助六師匠・小助六師匠・音助クンが来てくださったお客様をお見送りしつつ、常連のお客様に囲まれ談笑しておりました。
その時、音助クン師匠方の側から離れ当方の方へ近寄って来て、『来て下さったんですね。ありがとうございます』しっかりと先月の高縄手落語会打ち上げでの当方の発言を覚えていると共に当方の顔形を認識していてくれたみたい。
うれしい限りですね。
こんなに嬉しい事をされちゃうと、今後も【音助ガンバレ】と音助クンの出る会に応援しに行かねばならないですね。
byHB
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