2月1日落語会
2月1日(日曜日)
落語会に参戦してまいりました。
\(^o^)/
落語会のタイトルは・・・
【一琴・喜多八 けっこう毛だらけ】
落語協会二階において・・・
喜多八師匠2席・一琴師匠2席の落語会です。
以前は、同じ会場において・・・
【喜多八・一琴のおさらいの会】と題していた落語会を開催・・・
どのように趣向が変わった落語会になるのか・・・?
ワクワクしながらの参戦です。
会場も、お客様方が、【お膝送り】しなければならないくらいの盛況さでした。
さてさて、落語会♪
柳家 喜多八師匠 【おせつ徳三郎 序】
柳家 一琴師匠 【大工調べ 序】
仲入り
柳家 喜多八師匠 【長屋の算術】
柳家 一琴師匠 【夢見の八兵衛】
柳家 喜多八師匠 【おせつ徳三郎 序】
喜多八師匠が登場すると、客席から声が飛びました!
喜:『一琴との会で【よっ!】なんて初めて声を掛けて頂きました』
【声を掛ける】って・・・どうやるんでしょうか・・・?
当方もやってみたい・・・(勇気が要るかも?)
\(^o^)/
喜:『先日、【落語教育委員会】(柳家喜多八師匠・柳家喬太郎師匠・三遊亭歌武蔵師匠の三人会)のトリで『文七元結』を演じたのですが・・・
噺の中で、左官の長兵衛が吉原の佐野槌でこさえた50両を、吾妻橋で文七にくれてやる・・・
その後に、この50両の金の出所の由縁(長兵衛の娘お久を吉原に預けて工面した)を、言い忘れてしまいました・・・噺が進むと金の出所の由縁を話していないがために・・・筋が???(文七がお店の旦那に由縁を説明する)になってしまい・・・
最前列のお客様は【クスクス】笑っていらしゃるし・・・
歌武蔵も喬太郎も舞台の袖で【ゲラゲラ】笑っているし・・・
【落語教育委員会】の落語会が終わった後の打ち上げでは・・・ただただ・・・陽気になるしかありませんでした・・・』
こんなマクラから噺へ・・・
【おせつ徳三郎 序】は初めて聞く噺でしたが・・・この噺【序】以降に人情噺に展開していくそうです。
本日喜多八師匠が演じられたのは、前半の部分で、全て滑稽噺になっていました。
それにしても、噺の中に出てくる長命寺、境内の石碑やら、寺の歴史やら、やたらと詳しい解釈が付いていました♪
お花見の時期に名物の桜餅を買い求めにいっぺん行ってみたくなりました♪
\(^o^)/
柳家 一琴師匠 【大工調べ 序】
マクラで、落語会のタイトル変更について・・・
一琴:『タイトルは、変わりましたが・・・やることは、変わらないです、喜多八・一琴それぞれ二席づつやらせて頂きます!
そして、業務連絡ですが、【石黒様】・・・?喜多八からのご指命ですが、仲入りに木戸銭を集めて下さいとの事です。【石黒様】は・・・?』
喜多八師匠の鳥越落語会の席亭さんの石黒さん、手を上げると♪落語を聞きに参戦してきた他のお客様の注目が一斉に石黒さんへ・・・
一琴:『家の中が乾燥しており、口にテープを貼って寝るんです♪テープを貼って口を閉じて寝ると、ノドの乾燥を防ぐ事が出来るのですが・・・寝ているうちに、無意識に、そのテープを剥がしてしまうんですよ♪翌朝、剥がれたテープを探すのですが・・・どこに有るのやら・・・』
与太郎の溜った棚賃のかたに、大家に取り上げられた仕事道具が入った道具箱を、取り返す為に・・・与太郎と親方が大家に掛け合う♪
溜まった棚賃、一両二分と800文のうち、親方の持ち合わせの一両二分だけを棚賃として納めるが、納得しないのが大家・・・
不足分の800文にあくまで拘り、与太郎の道具箱を返してくれない!
大家と親方のやり取りで、与太郎の大工としての腕のよさ!やら、お袋さんの面倒を良く見ている事から、因強大家の過去などが良く分かりました!
与太郎に怒鳴り散らす親方と大家・・・共に言葉の最後が意味不明になる演じ方が楽しいし・・・その対処を困る与太郎は、並のバカではない証拠・・・?
奉行所で白黒をハッキリと・・・という所までの【序】で終わりましたが、一琴師匠から続きを聞いてみたい!と思わされた噺です。
仲入り
喜多八師匠ご指命の石黒さんに木戸銭の¥1500円を支払いました♪
柳家 喜多八師匠 【長屋の算術】
マクラでは・・・
喜:『一席目で、【気を引き締めて!】なんて、申し上げましたが・・・ダメですね〜♪ボケています!先程の一席で、手拭いを持って高座に上がるのを忘れました♪
手拭いを使わない噺だったからよかったですけど・・・』
こんな一人、本人、反省会から・・・
喜:『先程の噺の続きは人情噺になっていくのですが・・・人情噺って、落語が上手ぶった奴がやるたがる噺でね・・・』
滑稽噺への喜多八師匠の拘りを感じる一言♪
ビンボー長屋の大家が、自分の長屋が周りの人々に、【無学長屋】とバカにされ・・・
長屋の店子に教養をと・・・先生をかって出る♪
大:『この長屋、周りらか無学長屋って言われているんだ!』
店子:『へっ!それは、有り難うございます!』
大:『お前たち、文明開化を知らないのか?』
店子:『そんなの食ったこと無い!・皇居にいる人?』
大:『そんなんだから、隣町の連中にバカにされるんだ!ま・け・た・く・な・い・だろう〜♪』
店子:『だから・・・値切らない!』
大:『学問をやるよ♪』
店子:『今、風呂敷を広げますから・・・包んで帰ります、ありがとうございます!』
全て、大家さんと店子達の会話が見事に噛み合わない!
こんな調子での、大家と店子達の掛け合い漫才な噺・・・
大家が出す問題が悪いやら、問題の中の例えが良くないやら・・・
いちいち、大家に突っかかる店子達。
西洋料理屋で、出てくる大好きなキャベツの千切り・・・可愛子ちゃんのウェイトレスに・・・『卯年の人かしら・・・?』って思われたくない!
こんな小学生レベルの感情の持ち主ばかりの長屋の住人達!
二回目に聞く噺でしたが、だんだん噺のバカバカしさに、ニンマリな噺になってきました。
(^o^)
初めて聞いた時は、噺の展開を追っかけるのに精一杯でしたが・・・
柳家 一琴師匠 【夢見の八兵衛】
一琴:『この落語会にもネタ帳が有りまして、重ならないネタを考えていましたが、喜多八兄さんに、本日の二席目をネタ帳に『これをヤレ!』って書かれた噺をいたします!』
大家の源兵衛さんに【一晩つりの番】をしてもらえないか?と頼まれる八兵衛さん。
【つりの番】がミソで、『釣り』の番だと思っていたが・・・
『つり』は『つり』でも、『首吊り』の遺体の現場現状維持の為に、一晩、首吊りの番をするはめに・・・
八兵衛さん自身事の重大さを途中まで気付かず♪
自分が首吊りの遺体の番を一人でしている事に気づいた後の大騒ぎ・・・
手拭いを首吊りの紐に見立てて、首吊り遺体を演じる一琴師匠♪
ふくよかな体格の為に、紐を首に埋もらせながら・・・白目を剥いて何度も熱演。
こんな噺・・・初めてです!
噺の急展開にビックリ!させられた噺でした。
By HB
落語会に参戦してまいりました。
\(^o^)/
落語会のタイトルは・・・
【一琴・喜多八 けっこう毛だらけ】
落語協会二階において・・・
喜多八師匠2席・一琴師匠2席の落語会です。
以前は、同じ会場において・・・
【喜多八・一琴のおさらいの会】と題していた落語会を開催・・・
どのように趣向が変わった落語会になるのか・・・?
ワクワクしながらの参戦です。
会場も、お客様方が、【お膝送り】しなければならないくらいの盛況さでした。
さてさて、落語会♪
柳家 喜多八師匠 【おせつ徳三郎 序】
柳家 一琴師匠 【大工調べ 序】
仲入り
柳家 喜多八師匠 【長屋の算術】
柳家 一琴師匠 【夢見の八兵衛】
柳家 喜多八師匠 【おせつ徳三郎 序】
喜多八師匠が登場すると、客席から声が飛びました!
喜:『一琴との会で【よっ!】なんて初めて声を掛けて頂きました』
【声を掛ける】って・・・どうやるんでしょうか・・・?
当方もやってみたい・・・(勇気が要るかも?)
\(^o^)/
喜:『先日、【落語教育委員会】(柳家喜多八師匠・柳家喬太郎師匠・三遊亭歌武蔵師匠の三人会)のトリで『文七元結』を演じたのですが・・・
噺の中で、左官の長兵衛が吉原の佐野槌でこさえた50両を、吾妻橋で文七にくれてやる・・・
その後に、この50両の金の出所の由縁(長兵衛の娘お久を吉原に預けて工面した)を、言い忘れてしまいました・・・噺が進むと金の出所の由縁を話していないがために・・・筋が???(文七がお店の旦那に由縁を説明する)になってしまい・・・
最前列のお客様は【クスクス】笑っていらしゃるし・・・
歌武蔵も喬太郎も舞台の袖で【ゲラゲラ】笑っているし・・・
【落語教育委員会】の落語会が終わった後の打ち上げでは・・・ただただ・・・陽気になるしかありませんでした・・・』
こんなマクラから噺へ・・・
【おせつ徳三郎 序】は初めて聞く噺でしたが・・・この噺【序】以降に人情噺に展開していくそうです。
本日喜多八師匠が演じられたのは、前半の部分で、全て滑稽噺になっていました。
それにしても、噺の中に出てくる長命寺、境内の石碑やら、寺の歴史やら、やたらと詳しい解釈が付いていました♪
お花見の時期に名物の桜餅を買い求めにいっぺん行ってみたくなりました♪
\(^o^)/
柳家 一琴師匠 【大工調べ 序】
マクラで、落語会のタイトル変更について・・・
一琴:『タイトルは、変わりましたが・・・やることは、変わらないです、喜多八・一琴それぞれ二席づつやらせて頂きます!
そして、業務連絡ですが、【石黒様】・・・?喜多八からのご指命ですが、仲入りに木戸銭を集めて下さいとの事です。【石黒様】は・・・?』
喜多八師匠の鳥越落語会の席亭さんの石黒さん、手を上げると♪落語を聞きに参戦してきた他のお客様の注目が一斉に石黒さんへ・・・
一琴:『家の中が乾燥しており、口にテープを貼って寝るんです♪テープを貼って口を閉じて寝ると、ノドの乾燥を防ぐ事が出来るのですが・・・寝ているうちに、無意識に、そのテープを剥がしてしまうんですよ♪翌朝、剥がれたテープを探すのですが・・・どこに有るのやら・・・』
与太郎の溜った棚賃のかたに、大家に取り上げられた仕事道具が入った道具箱を、取り返す為に・・・与太郎と親方が大家に掛け合う♪
溜まった棚賃、一両二分と800文のうち、親方の持ち合わせの一両二分だけを棚賃として納めるが、納得しないのが大家・・・
不足分の800文にあくまで拘り、与太郎の道具箱を返してくれない!
大家と親方のやり取りで、与太郎の大工としての腕のよさ!やら、お袋さんの面倒を良く見ている事から、因強大家の過去などが良く分かりました!
与太郎に怒鳴り散らす親方と大家・・・共に言葉の最後が意味不明になる演じ方が楽しいし・・・その対処を困る与太郎は、並のバカではない証拠・・・?
奉行所で白黒をハッキリと・・・という所までの【序】で終わりましたが、一琴師匠から続きを聞いてみたい!と思わされた噺です。
仲入り
喜多八師匠ご指命の石黒さんに木戸銭の¥1500円を支払いました♪
柳家 喜多八師匠 【長屋の算術】
マクラでは・・・
喜:『一席目で、【気を引き締めて!】なんて、申し上げましたが・・・ダメですね〜♪ボケています!先程の一席で、手拭いを持って高座に上がるのを忘れました♪
手拭いを使わない噺だったからよかったですけど・・・』
こんな一人、本人、反省会から・・・
喜:『先程の噺の続きは人情噺になっていくのですが・・・人情噺って、落語が上手ぶった奴がやるたがる噺でね・・・』
滑稽噺への喜多八師匠の拘りを感じる一言♪
ビンボー長屋の大家が、自分の長屋が周りの人々に、【無学長屋】とバカにされ・・・
長屋の店子に教養をと・・・先生をかって出る♪
大:『この長屋、周りらか無学長屋って言われているんだ!』
店子:『へっ!それは、有り難うございます!』
大:『お前たち、文明開化を知らないのか?』
店子:『そんなの食ったこと無い!・皇居にいる人?』
大:『そんなんだから、隣町の連中にバカにされるんだ!ま・け・た・く・な・い・だろう〜♪』
店子:『だから・・・値切らない!』
大:『学問をやるよ♪』
店子:『今、風呂敷を広げますから・・・包んで帰ります、ありがとうございます!』
全て、大家さんと店子達の会話が見事に噛み合わない!
こんな調子での、大家と店子達の掛け合い漫才な噺・・・
大家が出す問題が悪いやら、問題の中の例えが良くないやら・・・
いちいち、大家に突っかかる店子達。
西洋料理屋で、出てくる大好きなキャベツの千切り・・・可愛子ちゃんのウェイトレスに・・・『卯年の人かしら・・・?』って思われたくない!
こんな小学生レベルの感情の持ち主ばかりの長屋の住人達!
二回目に聞く噺でしたが、だんだん噺のバカバカしさに、ニンマリな噺になってきました。
(^o^)
初めて聞いた時は、噺の展開を追っかけるのに精一杯でしたが・・・
柳家 一琴師匠 【夢見の八兵衛】
一琴:『この落語会にもネタ帳が有りまして、重ならないネタを考えていましたが、喜多八兄さんに、本日の二席目をネタ帳に『これをヤレ!』って書かれた噺をいたします!』
大家の源兵衛さんに【一晩つりの番】をしてもらえないか?と頼まれる八兵衛さん。
【つりの番】がミソで、『釣り』の番だと思っていたが・・・
『つり』は『つり』でも、『首吊り』の遺体の現場現状維持の為に、一晩、首吊りの番をするはめに・・・
八兵衛さん自身事の重大さを途中まで気付かず♪
自分が首吊りの遺体の番を一人でしている事に気づいた後の大騒ぎ・・・
手拭いを首吊りの紐に見立てて、首吊り遺体を演じる一琴師匠♪
ふくよかな体格の為に、紐を首に埋もらせながら・・・白目を剥いて何度も熱演。
こんな噺・・・初めてです!
噺の急展開にビックリ!させられた噺でした。
By HB
コメントを書く...
Comments