6月8日落語会2
入船亭 扇好師匠 【百川】
マクラでは・・・
扇:『先日まで鳥越まつりが行われていました、その前には、三社祭。7月になれば、隅田川の花火大会が行われます。
隅田川の花火大会は、屋形船から見るのが良いんですが・・・以前屋形船から花火大会を見たことがありまして、屋形船ですと、字でお分かりになるように、屋根が有ります、屋形船の窓を開けて、生暖かい風の中、半身を窓から乗り出し花火を見るんですが・・・15分も花火大をみていると、疲れちゃいます!結局、屋形船の船内テレビで、東京12chの隅田川花火大会の生放送を見る事に・・・』
こんなマクラから噺【百川】に・・・
主人公の百兵衛さんが、声掛かりの客間に行き、発する『うひゃ〜♪』の声が楽しく、扇好師匠って、笑顔で語れる噺がとても客席を和ませる武器を持っている事に気づきました。
仲入り
桃月庵 白酒師匠 【辰巳の辻占】
マクラでは・・・
白:『『世情のアラで飯を食い』なんて、言いますが・・・ニュースを見ていたら・・・年金機構の個人情報漏洩の事件後に・・・あやし〜い電話が既にあったそうです』
こういう事件が後を断たないですね、次から次へと・・・
白:『ここ日暮里の隣に、鴬谷がありまして、そちらに、Hなご商売なんかが盛んで、中には・・・『デブ専』の店も有ります。そこは、それなりに、需要があるみたいです。その他に、年配の方なんかが居る店も有り、そんな年配の方にも、ちゃ〜んと客がついているそうです。そんな年配の方につく客は、自分の身の上話なんかを聞いてもらい、年配の方の肩などを揉んであげて帰っていくそうです『だったら!親孝行しろよ!』って話ですよね♪』
聞きかじったように、話をしていますが・・・リアリティが有りすぎる話で、これって白酒師匠の体験談?
じゃ〜白酒師匠ってデブ専?ババ専?
白:『端から見ると・・・可笑しいが・・・当の本人は、いたってマジメなんて事があるもんで・・・』
こんなマクラから噺に入っていきました♪
大きなムジン(宝くじ?富みくじ?)を当てた男が花魁に入れあげている。
それを聞いた叔父さん(ムジンの当選金を預けている)は、不思議がる?
男:『花魁も私に夢中なんですよ♪』
叔父:『そこがおかしいんですよ、五里霧中のような顔をしたお前に夢中だなんて・・・どうせ、お前のムジンの当選金が目当てじゃないのかい?』
そこで、叔父さんに、男は、花魁が本当に惚れているか?試す策を授けられる。
授けられた策を試す為に、花魁に会いにきた男・・・
部屋で待たされている間、辻占をやってみる・・・最初に出たのが、(大吉)喜びながら、読んでみると・・・『諦めろ!』これに納得がいかず、もう一回、次に出たのが、(吉)で、再び読んでみると『もがくな!手遅れ!』益々得心がいかず、再度占うと・・・(大凶)、『現世に望み無し!』この【辰巳の辻占】の噺は、二回目?に聞くのですが、このシーンは、白酒師匠の独自のクスグリ?なのかは・・・分かりませんが、前回この噺を聞いた時(あまり面白い噺じゃないなぁ〜♪)より、はるかに笑えたし楽しく聞かせて貰えました。
三遊亭 萬窓師匠 【小間物屋政談】
初めて聞く噺です。
萬窓師匠って、名人圓生師匠の孫弟子?にあたる師匠なんですか?
圓生師匠の芸風を受け継いでいるのかなぁ〜?
前回、この四人廻しの会の時には、【刀屋】を聞かせて貰ったし、今回は、【小間物屋政談】滑稽噺より、こういった、人情噺的な噺を得意としているんですかねぇ〜?
噺の途中に、萬窓師匠が二つ目時代に、古今亭志ん朝師匠のお供で、熊本の落語会に行った逸話なんかが、興味深い話を盛り込んでくれて・・・飽きる事なく噺を聞けました♪
\(^o^)/
志ん朝師匠の逸話は・・・
志ん朝師匠って、大の飛行機嫌いで有名だったそうで・・・
熊本での落語会の為に、羽田から飛行機に乗ったそうです。
運悪く、その日の熊本空港は、天候が悪く、一度目の着陸に・・・失敗してしまった♪既に、変な汗をかいている志ん朝師匠、二回目の着陸にチャレンジするとの機内放送を聞いた時に・・・『誰かパイロットに酒手をはずんでやれよ!』のコメントを発し、無事に着陸し、タラップを降り、飛行機を後にする時に・・・『若葉マークでも貼っておけ!』などと・・・
なんか、志ん朝師匠って、人間味溢れる師匠だったんですねぇ〜♪
萬窓師匠の【小間物屋政談】噺の筋的に多少無理がある?ながらも、こういう噺なんだ〜って聞きました。
By HB
マクラでは・・・
扇:『先日まで鳥越まつりが行われていました、その前には、三社祭。7月になれば、隅田川の花火大会が行われます。
隅田川の花火大会は、屋形船から見るのが良いんですが・・・以前屋形船から花火大会を見たことがありまして、屋形船ですと、字でお分かりになるように、屋根が有ります、屋形船の窓を開けて、生暖かい風の中、半身を窓から乗り出し花火を見るんですが・・・15分も花火大をみていると、疲れちゃいます!結局、屋形船の船内テレビで、東京12chの隅田川花火大会の生放送を見る事に・・・』
こんなマクラから噺【百川】に・・・
主人公の百兵衛さんが、声掛かりの客間に行き、発する『うひゃ〜♪』の声が楽しく、扇好師匠って、笑顔で語れる噺がとても客席を和ませる武器を持っている事に気づきました。
仲入り
桃月庵 白酒師匠 【辰巳の辻占】
マクラでは・・・
白:『『世情のアラで飯を食い』なんて、言いますが・・・ニュースを見ていたら・・・年金機構の個人情報漏洩の事件後に・・・あやし〜い電話が既にあったそうです』
こういう事件が後を断たないですね、次から次へと・・・
白:『ここ日暮里の隣に、鴬谷がありまして、そちらに、Hなご商売なんかが盛んで、中には・・・『デブ専』の店も有ります。そこは、それなりに、需要があるみたいです。その他に、年配の方なんかが居る店も有り、そんな年配の方にも、ちゃ〜んと客がついているそうです。そんな年配の方につく客は、自分の身の上話なんかを聞いてもらい、年配の方の肩などを揉んであげて帰っていくそうです『だったら!親孝行しろよ!』って話ですよね♪』
聞きかじったように、話をしていますが・・・リアリティが有りすぎる話で、これって白酒師匠の体験談?
じゃ〜白酒師匠ってデブ専?ババ専?
白:『端から見ると・・・可笑しいが・・・当の本人は、いたってマジメなんて事があるもんで・・・』
こんなマクラから噺に入っていきました♪
大きなムジン(宝くじ?富みくじ?)を当てた男が花魁に入れあげている。
それを聞いた叔父さん(ムジンの当選金を預けている)は、不思議がる?
男:『花魁も私に夢中なんですよ♪』
叔父:『そこがおかしいんですよ、五里霧中のような顔をしたお前に夢中だなんて・・・どうせ、お前のムジンの当選金が目当てじゃないのかい?』
そこで、叔父さんに、男は、花魁が本当に惚れているか?試す策を授けられる。
授けられた策を試す為に、花魁に会いにきた男・・・
部屋で待たされている間、辻占をやってみる・・・最初に出たのが、(大吉)喜びながら、読んでみると・・・『諦めろ!』これに納得がいかず、もう一回、次に出たのが、(吉)で、再び読んでみると『もがくな!手遅れ!』益々得心がいかず、再度占うと・・・(大凶)、『現世に望み無し!』この【辰巳の辻占】の噺は、二回目?に聞くのですが、このシーンは、白酒師匠の独自のクスグリ?なのかは・・・分かりませんが、前回この噺を聞いた時(あまり面白い噺じゃないなぁ〜♪)より、はるかに笑えたし楽しく聞かせて貰えました。
三遊亭 萬窓師匠 【小間物屋政談】
初めて聞く噺です。
萬窓師匠って、名人圓生師匠の孫弟子?にあたる師匠なんですか?
圓生師匠の芸風を受け継いでいるのかなぁ〜?
前回、この四人廻しの会の時には、【刀屋】を聞かせて貰ったし、今回は、【小間物屋政談】滑稽噺より、こういった、人情噺的な噺を得意としているんですかねぇ〜?
噺の途中に、萬窓師匠が二つ目時代に、古今亭志ん朝師匠のお供で、熊本の落語会に行った逸話なんかが、興味深い話を盛り込んでくれて・・・飽きる事なく噺を聞けました♪
\(^o^)/
志ん朝師匠の逸話は・・・
志ん朝師匠って、大の飛行機嫌いで有名だったそうで・・・
熊本での落語会の為に、羽田から飛行機に乗ったそうです。
運悪く、その日の熊本空港は、天候が悪く、一度目の着陸に・・・失敗してしまった♪既に、変な汗をかいている志ん朝師匠、二回目の着陸にチャレンジするとの機内放送を聞いた時に・・・『誰かパイロットに酒手をはずんでやれよ!』のコメントを発し、無事に着陸し、タラップを降り、飛行機を後にする時に・・・『若葉マークでも貼っておけ!』などと・・・
なんか、志ん朝師匠って、人間味溢れる師匠だったんですねぇ〜♪
萬窓師匠の【小間物屋政談】噺の筋的に多少無理がある?ながらも、こういう噺なんだ〜って聞きました。
By HB
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