三越本店を後に、次に向かったのが・・・
【福徳神社】
最近建てられた神社ですが・・・
日本橋界隈再開発で移動をし、新しい場所に新しい社を建て直した神社です。
福徳神社の歴史は深く、清和天皇の御代の貞観年間(859〜876)には、既に、鎮座していたそうです。
こちらの神社は、江戸時代に【富くじ】の販売を赦された神社で、宝くじを買う人々のお詣りの対称になっているみたい!
次回のジャンボ宝くじにチャレンジしてみようかしらん・・・?
By HB
2月11日(水曜日・祝日)
好天で風もなく穏やかな日・・・
ぶらぶら散歩を敢行♪
先ずは、日本橋三越本店で行われている♪
【サザエさん展】に突撃!
建国記念の日の祝日なだけあって、親子連れで大にぎわいです。
当方の腰くらいまでのチビッ子達の体当たりを何度も受けながら順路に従いながら進もうとしても、全く前へ進まない・・・
pm12:00〜pm1:00くらいの訪問時間でしたが・・・
展示場内をユッタリ見て回る余裕なんかどこにも有りません♪
会場内の、実物大の【サザエさん宅】では、写真を撮ってもOK なのですが・・・
想定される順番が回ってくるまでが・・・一時間待ちの案内♪
係りの人に聞いたら・・・平日も、今日ほどではないが、かなり混雑するそうです。
足早に展示物を見て回り、展示場を後に・・・
公式グッズ売り場へ移動しましたが・・・こちらもメチャ混み!
展示会のガイドブックを手にしてから・・・30分待ちでレジ受付です。
レジ待ちの長い行列がなんと2フロアー下まで続いていました。
久しぶりに人混みに酔いました♪
\(^o^)/
By HB
蛇骨湯を出て、身体がポッポしているので・・・
しばらくウォーキングを・・・
浅草→上野駅まで
バス通りの幹線道路から一本も二本も入った裏通りを・・・
途中、かっぱ橋道具街をひやかしながら・・・
かっぱ橋道具街もちゃ〜んと♪見て回れば、一日楽しめるでしょ〜が・・・
本日は、二・三軒回る程度にして、到着したのが、JR 上野駅!
いつかは、乗車してみたい『カシオペア』をホームから見学・パチリ!
写真を撮りませんでしたが・・・
客車の最後尾のスイートルーム。
新婚旅行?
若いカップル?が居ましたが・・・
撮り鉄のカメラマンが大勢パチリ!
お婿さん?は、写真の被写体になりたくないらしく・・・スイートルームの外の通路で、ニヤニヤしながら待機中。
対して、お嫁さんは、スイートルームの展望シートに座り込み、すっかりモデルさん気取り・・・?
こんなワンシーンひとつでも、男女の違いが表れるもんなんだなぁ〜♪
お婿さん!撮り鉄小僧のカメラ目線を気にしているようでは、堂々として、カメラにおさまっている、お嫁さんの尻に敷かれる事になるぞぉ〜♪
そんなお節介な事を考えながら・・・
いつかは、乗りたいカシオペアの発車を見送りました♪
By HB
前日の柳家はん治師匠の【粗忽長屋】の噺を聞いたから・・・?
浅草の観音様へぶらぶらと出掛けてみました。
噺に出てくる【行き倒れ】やら【死に倒れ】の人だかりは有りませんでしたが・・・
あいにくの天気ながら、人出は・・・かなり有りました♪
お詣りを済ませ、次に目指すは・・・
【蛇骨湯】温泉銭湯です。
土地柄、浅草の銭湯なので、客層もインターナショナル・・・
当方が入浴している間、青い瞳の外人さんが二人で銭湯に来ました♪
お湯に浸かる習慣がないのか?
露天の温泉に・・・腰までしか入りません♪
しばらくして、慣れてきたのか?
他のお客様と同じように、気持ち良さそうに、肩まで浸かっていました。
\(^o^)/
日本文化の一端を味わって貰えたかなぁ〜?
By HB
2月7日(土曜日)
落語会に参戦してきました♪
\(^o^)/
落語会は・・・
【柳家はん治独演会3】
大田区池上【にかい坊】お蕎麦屋さんでの落語会♪
寄席でよく遭遇するはん治師匠。
落語会終演後に懇親会もセットされていて・・・
会場を出て帰宅の徒につくまで、なんと四時間半も楽しませて頂きました♪
\(^o^)/
その四時間半も『えっ!もうこんな時間なの?』ってな具合に・・・時の経過を忘れてしまったような次第です。
さてさて、落語会♪
柳家 小はぜ 【たらちね】
柳家 はん治師匠 【鯛】
仲入り
柳家 はん治師匠 【粗忽長屋】
懇親会〜♪
柳家 小はぜ 【たらちね】
小はぜさんは初めましての前座さんです。
見るからに【好青年】そのもの・・・
噺もフルバージョンなのかなぁ〜?
噺を丁寧に、大切に、進める・・・?そんな感じ?
八っあんが、『独り身でも食えないのに、かみさんをもらうと・・・日干しになっちゃう』から始まる話の流れで・・・
大家さんに『一人より二人の方が、なにかと無駄が省ける!』と聞くと【無駄が省ける】=【儲かる?】になり・・・かみさんを貰うと儲かる!と思い込み。
八:『儲かりますか?・・・なら・・・5・6人貰いましょう!』という、八っあんの発想の展開が楽しい・・・!
八:『思い立ったが吉日って言うじゃありませんか?あっしがその気になったんだから・・・そのかみさんとやらを、今晩ください!』
大:『じゃ〜今晩輿入れさせようね』
八:『腰だけじゃなくて、全身ください!』
噛み合っていない会話も結局は互いに通じ合ってるし・・・
大:『今晩連れてくるから、掃除ぐらいしときなよ♪』
八:『掃除は二度ほどやりますよ!』
大:『えらいね〜♪朝と晩かい?』
八:『春と秋!』
もう少しは掃除しなさいよ・・・
柳家 はん治師匠 【鯛】
昨年の春先、小三治師匠の市川での独演会の時、二階の最後方の席で聞いたことがある噺。
天然物の鯛が捕まり、料理屋のイケスに入れられる。
登場人物は、全て鯛で、擬人化させた鯛と鯛の対話から成り立つ噺。
はん治師匠、客席が擬人化された鯛だと分かって貰えるか・・・かなり心配だったみたいですが・・・
新米の鯛から古参の鯛まで、しっかりわかりましたよ〜♪
楽しませて頂きました〜♪
仲入り
柳家 はん治師匠 【粗忽長屋】
帰宅後調べてみると・・・
【粗忽長屋】って、小三治師匠のお弟子さんから聞いた回数が結構多いみたいです!
一琴師匠・喜多八師匠、そして、はん治師匠。五回ほど聞いた内、三回が小三治師匠のお弟子さん!
そして、はん治師匠、楽しそうにこの噺を演じてくれます。
その光景を見ているだけでも、こちらもなんか楽しくなってきちゃいます。
そして、懇親会・・・
お蕎麦屋さんの落語会なので、蒸籠のお蕎麦とおでんとビールなどの飲み物付き
\(^o^)/
落語会後の懇親会参加って、2回目になるんですが・・・
これがまた、楽しかった♪
同じテーブルに着いた方々は、地元の方とアウェーのお客様とで、はん治師匠の事や小はぜさんの事など・・・色々とレクチャーを受けられたし・・・
小はぜさんとはん治師匠が三ヶ所のテーブルを全て回られて・・・
噺家さんとこんなに直に話が出来た事自体に感激してしまいました。
あんな話やこんな話を聞いてみたいなぁ〜♪って思っていましたが・・・
あまりにも、はん治師匠と小はぜさんが近くに来てくれるもんだから、こちらが舞い上がってしまい、用意していた聞きたい事が全部ぶっ飛んでしまいました♪
主催者さんによると、また、はん治師匠の会を企画されるそうたので、次回も必ず参加してみたいなぁ〜
\(^o^)/
お店を出る時に、はん治師匠に『また、来てくださいね♪』って言われましたし・・・
By HB
PS. 主催者さんのblogに当方後ろ姿ながら、写真出演しておりました♪
仲入り休憩中に睡魔をしっかり振り払い・・・
三増 紋之助師匠【江戸曲独楽】
初めましての芸人さんです。
以前、三増れ紋師匠の独楽廻しを見たことが有ります!
れ紋師匠と同じように客席から一人手伝いに舞台に上がらせる方式・・・
三増の芸風?
客:『しげちゃんと・・・』
紋:『紋ちゃんの・・・』と協同作業の独楽の綱渡り・・・
ひとつ演技が終るたびに・・・
紋之助師匠は、『よ〜し♪今日は調子がとても良いです!』『今日のお客様の前では・・・特別に調子がいいぞぉ〜♪』と一人舞台上で大騒ぎ・・・です。
柳家 喜多八師匠【うどん屋】
マクラでは・・・
喜:『今出ました紋之助さん、『今日は調子がいい〜♪』って、いつも言っていますから・・・』
この喜多八師匠の暴露話をされ、舞台袖から紋之助師匠が飛び出してきて・・・
紋:『・・・・・・』と抗議・・・
このパターン落語業界で流行っているのかしらん・・・?
色々な方々の落語blogにこのパターンが記載されていますから・・・
喜:『それでも、紋之助師匠は、良い人でね、あの方はお酒が飲めないんですが・・・落語会後の打上まで必ず残ってくれるんですよ〜♪』
こんな、打上、酒の話から・・・
喜:『鈴本演芸場の10日間興業の楽屋に、初日と楽日には、こんな『おけの鮨』の差し入れが有りまして、前座の頃、その鮨を出演される師匠方が食べて、残ったら前座の私どもに回ってくる、中には、『おにいちゃん達!お食べ♪』などと仰って下さる師匠もいらした反面、楽屋でお酒を召し上がる師匠の中には、鮨のネタをツマミに酒を飲まれる師匠もいらっしゃいました、残ったシャリを食べるだけで、数分前まで口に入れたシャリの上のネタが何であったかが・・・わかりましたよ!『オッ!これは・・・トロだぜ♪』みたいにね・・・♪』
本当かいなぁ〜?
喜:『前座当時、鮨屋の屋台が居まして、よく通いました、あっ!鮨は一切食べませんよ!鮨屋のガリをツマミに酒を飲むんですよ〜♪』
屋台の話繋がりで・・・二八蕎麦の屋台の話になり、そこから【うどん屋】の屋台の話へ発展。
うどん屋は、大声で呼ばれると・・・儲からない!
逆に小声で呼ばれると・・・儲かる♪
その仕組みの話をしてから噺に入って行きました♪
うどん屋の売り声の・・・
【な〜べやき〜うどん!】の声の出し方がいかにも寒い冬の情景を表現すると伴に、うどん屋の屋台を担ぐうどん屋自身、『今日は商いを休めば良かった』こんな寒い日の夜中に・・・自分自身の職業への恨めしさを含めた売り声に聞こえました。
なかなか売れないうどんだからこそ、小声で呼び止められた時の・・・嬉しそうな反応♪
それすら、押し殺し、注文主の所へ歩み寄る姿!
なんとも、哀愁を感じると同時に、お客様方自身の自分の職業に対する刹那さを高座の上で・・・代表して演じきっている・・・
そんな感じを本日は、特に感じました♪
落語って奥が深いなぁ〜って痛感。
By HB
2月5日(木曜日)
落語会に参戦しました・・・
【柳家喜多八独演会・喜多八膝栗毛・冬の月】
さてさて、落語会♪
柳家 小太郎 【いもりの黒焼き】
柳家 喜多八師匠【初天神】
柳家 喜多八師匠【宿屋の富】
仲入り
三増 紋之助師匠【江戸曲独楽】
柳家 喜多八師匠【うどん屋】
仕事を定時に切り上げ、前日からの天気予報(雪が降る?)を気にしつつ、会場に向かう途中、【富士そば】に寄って、空腹状態から脱して(満腹の一歩手前まで)会場の銀座博品館劇場に到着。
途中の富士そばでの満腹が良くなかったのか・・・?
(゜ロ゜)
寒い外から、暖かい劇場館内に入っただけでのポカポカさ・・・
富士そばの満腹さ・・・
好きな落語会でも、強力な睡魔に襲われます!
開口一番
柳家 小太郎 【いもりの黒焼き】
眠さに勝てず、全く分からずの状態。
柳家 喜多八師匠【初天神】
喜多八師匠からは、初めて聞く噺。
落語会のプログラムに目を通すと・・・
喜多八師匠の【初天神】は、かなりレアな出し物みたいです。
マクラでは・・・
喜:『今日の落語会、天気に気をもみました♪』
天気予報では、本日雪予報が出されていましたからね・・・
喜:『お正月から、あまり良い事が有りませんでねぇ〜
先日の落語会では、自分の噺にうっとりしながら、文七元結をやりましたけど・・・長兵衛が文七に50両の大金をくれてやり・・・そのまま帰ってしまう。→本当なら、この50両の金の出所、由縁を話さなければならないのですが・・・そこを飛ばしてしまった、その事に噺をしている、私本人が気付かず♪噺を聞いてるお客様が驚いて!お客様の驚いた反応に(普段は反応しない所?)こっちが驚いて!
最前列の落語のご通家さんは、クスクス笑っていらっしゃるし・・・』
喜多八師匠自身の失敗談をややうつむき加減に哀愁を漂わせながら話す姿に、心の中で声援を送りました♪
喜:『2月3日は、節分でしたが・・・寄席では、(豆まき)をやるんですよ♪噺家の手拭いなども混ぜて、上下(かみしも)を付けてね♪都内の4つの寄席の中で一番狭い池袋演芸場に出ていましたが・・・狭いだけに噺家の手拭いをGET 出来る確率が高いのか・・・?客席は、チョ〜満員♪』
来年の節分の日には、寄席へ行ってみますかぁ〜♪手拭いをGETしに・・・
初天神の噺では、あれ買ってこれ買って〜♪を封じる為に、お父っあんの思案のしどころで・・・
父:『言う事を聞かないと、(伊勢屋)に預けるぞ!』
金:『伊勢屋さんって、質屋さんだね、あたいを、流さないでね♪』
とか・・・
金:『あの人力車に乗って居るのは?』
父:『ありゃ〜親子だな!』
金:『こっちの親子は、歩きだから・・・疲れる親子だね♪』
などの喜多八師匠流のクスグリ?が入っていました♪
金坊にねだられて、買った買い物は、(アメ)と(ダンゴ)
ダンゴのミツをお父っあんが舐め尽くし、真っ白なダンゴを金坊に手渡すと・・・
金:『ミツをみんな舐めちゃった・・・こんな事なら、親父なんて連れて来なければ良かった♪』
で落としていました。
\(^o^)/
一旦舞台袖に引っ込んだ喜多八師匠。
直ぐに、羽織を脱いだままのスタイルで登場!
柳家 喜多八師匠【宿屋の富】
こから、再び、睡魔との格闘が始まりました♪
仲入り
睡魔を取り払う為に、博品館劇場内をグルグル歩きました。
次回の【喜多八膝栗毛春の会】の前売申込もしっかりして・・・
By HB
2月1日(日曜日)
落語会に参戦してまいりました。
\(^o^)/
落語会のタイトルは・・・
【一琴・喜多八 けっこう毛だらけ】
落語協会二階において・・・
喜多八師匠2席・一琴師匠2席の落語会です。
以前は、同じ会場において・・・
【喜多八・一琴のおさらいの会】と題していた落語会を開催・・・
どのように趣向が変わった落語会になるのか・・・?
ワクワクしながらの参戦です。
会場も、お客様方が、【お膝送り】しなければならないくらいの盛況さでした。
さてさて、落語会♪
柳家 喜多八師匠 【おせつ徳三郎 序】
柳家 一琴師匠 【大工調べ 序】
仲入り
柳家 喜多八師匠 【長屋の算術】
柳家 一琴師匠 【夢見の八兵衛】
柳家 喜多八師匠 【おせつ徳三郎 序】
喜多八師匠が登場すると、客席から声が飛びました!
喜:『一琴との会で【よっ!】なんて初めて声を掛けて頂きました』
【声を掛ける】って・・・どうやるんでしょうか・・・?
当方もやってみたい・・・(勇気が要るかも?)
\(^o^)/
喜:『先日、【落語教育委員会】(柳家喜多八師匠・柳家喬太郎師匠・三遊亭歌武蔵師匠の三人会)のトリで『文七元結』を演じたのですが・・・
噺の中で、左官の長兵衛が吉原の佐野槌でこさえた50両を、吾妻橋で文七にくれてやる・・・
その後に、この50両の金の出所の由縁(長兵衛の娘お久を吉原に預けて工面した)を、言い忘れてしまいました・・・噺が進むと金の出所の由縁を話していないがために・・・筋が???(文七がお店の旦那に由縁を説明する)になってしまい・・・
最前列のお客様は【クスクス】笑っていらしゃるし・・・
歌武蔵も喬太郎も舞台の袖で【ゲラゲラ】笑っているし・・・
【落語教育委員会】の落語会が終わった後の打ち上げでは・・・ただただ・・・陽気になるしかありませんでした・・・』
こんなマクラから噺へ・・・
【おせつ徳三郎 序】は初めて聞く噺でしたが・・・この噺【序】以降に人情噺に展開していくそうです。
本日喜多八師匠が演じられたのは、前半の部分で、全て滑稽噺になっていました。
それにしても、噺の中に出てくる長命寺、境内の石碑やら、寺の歴史やら、やたらと詳しい解釈が付いていました♪
お花見の時期に名物の桜餅を買い求めにいっぺん行ってみたくなりました♪
\(^o^)/
柳家 一琴師匠 【大工調べ 序】
マクラで、落語会のタイトル変更について・・・
一琴:『タイトルは、変わりましたが・・・やることは、変わらないです、喜多八・一琴それぞれ二席づつやらせて頂きます!
そして、業務連絡ですが、【石黒様】・・・?喜多八からのご指命ですが、仲入りに木戸銭を集めて下さいとの事です。【石黒様】は・・・?』
喜多八師匠の鳥越落語会の席亭さんの石黒さん、手を上げると♪落語を聞きに参戦してきた他のお客様の注目が一斉に石黒さんへ・・・
一琴:『家の中が乾燥しており、口にテープを貼って寝るんです♪テープを貼って口を閉じて寝ると、ノドの乾燥を防ぐ事が出来るのですが・・・寝ているうちに、無意識に、そのテープを剥がしてしまうんですよ♪翌朝、剥がれたテープを探すのですが・・・どこに有るのやら・・・』
与太郎の溜った棚賃のかたに、大家に取り上げられた仕事道具が入った道具箱を、取り返す為に・・・与太郎と親方が大家に掛け合う♪
溜まった棚賃、一両二分と800文のうち、親方の持ち合わせの一両二分だけを棚賃として納めるが、納得しないのが大家・・・
不足分の800文にあくまで拘り、与太郎の道具箱を返してくれない!
大家と親方のやり取りで、与太郎の大工としての腕のよさ!やら、お袋さんの面倒を良く見ている事から、因強大家の過去などが良く分かりました!
与太郎に怒鳴り散らす親方と大家・・・共に言葉の最後が意味不明になる演じ方が楽しいし・・・その対処を困る与太郎は、並のバカではない証拠・・・?
奉行所で白黒をハッキリと・・・という所までの【序】で終わりましたが、一琴師匠から続きを聞いてみたい!と思わされた噺です。
仲入り
喜多八師匠ご指命の石黒さんに木戸銭の¥1500円を支払いました♪
柳家 喜多八師匠 【長屋の算術】
マクラでは・・・
喜:『一席目で、【気を引き締めて!】なんて、申し上げましたが・・・ダメですね〜♪ボケています!先程の一席で、手拭いを持って高座に上がるのを忘れました♪
手拭いを使わない噺だったからよかったですけど・・・』
こんな一人、本人、反省会から・・・
喜:『先程の噺の続きは人情噺になっていくのですが・・・人情噺って、落語が上手ぶった奴がやるたがる噺でね・・・』
滑稽噺への喜多八師匠の拘りを感じる一言♪
ビンボー長屋の大家が、自分の長屋が周りの人々に、【無学長屋】とバカにされ・・・
長屋の店子に教養をと・・・先生をかって出る♪
大:『この長屋、周りらか無学長屋って言われているんだ!』
店子:『へっ!それは、有り難うございます!』
大:『お前たち、文明開化を知らないのか?』
店子:『そんなの食ったこと無い!・皇居にいる人?』
大:『そんなんだから、隣町の連中にバカにされるんだ!ま・け・た・く・な・い・だろう〜♪』
店子:『だから・・・値切らない!』
大:『学問をやるよ♪』
店子:『今、風呂敷を広げますから・・・包んで帰ります、ありがとうございます!』
全て、大家さんと店子達の会話が見事に噛み合わない!
こんな調子での、大家と店子達の掛け合い漫才な噺・・・
大家が出す問題が悪いやら、問題の中の例えが良くないやら・・・
いちいち、大家に突っかかる店子達。
西洋料理屋で、出てくる大好きなキャベツの千切り・・・可愛子ちゃんのウェイトレスに・・・『卯年の人かしら・・・?』って思われたくない!
こんな小学生レベルの感情の持ち主ばかりの長屋の住人達!
二回目に聞く噺でしたが、だんだん噺のバカバカしさに、ニンマリな噺になってきました。
(^o^)
初めて聞いた時は、噺の展開を追っかけるのに精一杯でしたが・・・
柳家 一琴師匠 【夢見の八兵衛】
一琴:『この落語会にもネタ帳が有りまして、重ならないネタを考えていましたが、喜多八兄さんに、本日の二席目をネタ帳に『これをヤレ!』って書かれた噺をいたします!』
大家の源兵衛さんに【一晩つりの番】をしてもらえないか?と頼まれる八兵衛さん。
【つりの番】がミソで、『釣り』の番だと思っていたが・・・
『つり』は『つり』でも、『首吊り』の遺体の現場現状維持の為に、一晩、首吊りの番をするはめに・・・
八兵衛さん自身事の重大さを途中まで気付かず♪
自分が首吊りの遺体の番を一人でしている事に気づいた後の大騒ぎ・・・
手拭いを首吊りの紐に見立てて、首吊り遺体を演じる一琴師匠♪
ふくよかな体格の為に、紐を首に埋もらせながら・・・白目を剥いて何度も熱演。
こんな噺・・・初めてです!
噺の急展開にビックリ!させられた噺でした。
By HB
伊達家の接待を受け、ゴキゲンで帰宅した権助。
\(^o^)/
穴:『権助!遅かったな!』
権:『たでぇ〜ま、けぇ〜りやした』(酔っ払っている)
穴:『で・・・いかがであった?』
権:『そりゃ〜だいじょうぶでふッ・・・後からちゃ〜んとお使者係っていう人が・・・渡辺二朗左衛門っていうんだけどな・・・その人が来るから・・・』
穴:『そちは・・・酔っておるのか・・・?』
権助の酔態・・・金の工面の返事をお使者が届けに来る・・・
???の状態に陥る穴山小左衛門!
権助をよく見ると・・・なにやら包みを持っている。
穴:『権助!それは何だ・・・?』
権:『アッ!これでがんすか?これはですねぇ〜♪お土産なんですよ〜♪』
穴:『土産・・・?コッチによこしてみろ!』
権:『へぇ〜い♪』
穴山は、権助から包みを受け取り、包みを開くと・・・
中から出てきたのは、三段の立派なお重・・・
そのお重には・・・【竹に雀】の紋所が・・・
穴:『そちゃ〜伊達家に行ったのか〜?』
権:『んだ!おらぁ〜旦那様に言われた通り、【芝】の【松平陸奥守】様のところへ行ってめ〜りやした!』
穴:『・・・・・・・・・・・・・・・・・』
このタイミングで穴山小左衛門宅に、伊達家のお使者係の渡辺二朗左衛門が訪ねてきた!
渡:『あぁ〜ごめん!穴山小左衛門殿のお宅はこちらで間違いないか?』
穴:『穴山小左衛門は私でございます』
渡:『貴殿が穴山殿か・・・拙者、伊達家お使者係、渡辺二朗左衛門と申す、我が殿、伊達少将の命により貴殿に3000両を届けに参った!』
穴:『3000両〜!』
渡:『受け取られよ!』
穴:『・・・・・・・・・・・・・・・・』
渡:『どうなされた?受け取られよ!』
穴:『これは・・・これは・・・間違いでございます!
私は、この権助なる者に、私の元同僚で芝内に住む、松納陸奥守様宛の手紙を持たせ、使いにやったのですが、それがどこでどう間違って松平様・伊達様へ行ってしまったのか・・・?』
渡:『では、これなる権助が行き先を間違えたと申すか・・・?
そちと、我が殿伊達少将の間において、義兄弟の盃を交わしたというのも・・・?』
穴:『間違いでございます!』
渡:『だよなぁ〜♪』
ここで問題なのは、穴山小左衛門がこの3000両を受け取るか?受け取らないか?
穴山は旗本・御家人として外様大名の伊達少将の情けは受けられない立場、かといって、伊達家の親切を無下に断るのも武士の道ではなく、まして、3000両の受け取りを拒めば、お使者係として来ている目の前の渡辺二朗左衛門はきっと腹を切るだろう・・・
思案に困った穴山小左衛門は、自分の上司であり、知恵者の森川伊豆守に事の顛末を話し、どのようにすれば良いか?を再び、権助に聞きに行かせる!
森川伊豆守は、その時、江戸城に登城しており、権助は、江戸城門前にて森川伊豆守が下城してくるのを待っていると門番が権助を不審がり・・・
門:『そちは、何者?なぜお城の門前に居る?』
権:『おらぁ〜ごんすけと申します!ご主人様に言い付かって・・・いずのかみ様をお待ちしておるんですが・・・』
門:『なんという伊豆守様だ・・・?』
権:『いずのかみ様って何人もいるんだか・・・?』
門:『そうだぞ!その方は、どのような方なのだ・・・?』
権:『なんでもまぁ〜頭が良くて知恵がお有りだとか・・・』
門:『知恵がある・・・伊豆守様・・・?それは、松平伊豆守様ではないか・・・?別名知恵伊豆様というくらいだからな・・・』
権:『ま・つ・でぇ・ら?また・・・ま・つ・でぇ・らですか・・・?』
門:『松平伊豆守様なら、じきにここをお通りになられる、そこでしばらく控えておれ!』
権:『へぇ〜い♪』
またまた、権助の訪ねる相手がすり替わった事にも気づかない・・・
門番の仲立ちにより権助は、下城途中の松平伊豆守様にお目にかかれる・・・
この松平伊豆守様はたいへんな知恵者であって、こんな逸話が・・・
ある時、江戸市中が大火にみまわれ・・・その火が江戸城にも飛び火した・・・
火はみるみるうちに燃え広がり、城内逃げ惑う人々で大混乱に!
逃げようの無いのが、大奥にお住まいの方々・・・
大奥より外へ出た事が無いわけですから・・・どちらへ逃げれば良いか分からない・・・
そこに、登場したのが、松平伊豆守、畳をパン!と裏返して避難する道筋を示し、大奥の方々を避難誘導した・・・結果、この大火で、大奥からは一人もけが人や死人が出なかった!
そのような知恵者の松平伊豆守様に事の顛末を話し、どのように対応(3000両は受け取るべきか?受け取らざるべきか?)するかを、権助が尋ねると・・・
伊:『伊達少将が相手となると、拙者の存念だけでは決めかねる!再び登城して、上様にご相談申し上げてくる、しばし待て、腹は決して切ってはならんぞ!』
不思議な事件の話を聞きながら、松平伊豆守は、穴山小左衛門が、いざとなれば腹を切って事を収めようとしている事までシッカリ見抜いていたのでありました。
伊:『まだ、いらっしゃれば良いのだが・・・』
そう言いながら、御座所に足を運ぶ・・・
御座所にまだ残っていたのが、第四代将軍、徳川家綱将軍。
この将軍徳川家綱は、ことを決めるにあたり、自らは動かず、周りの者に意見を出させて『そ〜せ〜♪』と命じていたため、別名『そ〜せ〜公』と呼ばれていた。
伊:『不思議な話で、殿の直参旗本・御家人の穴山小左衛門へ伊達少将より3000両が・・・いかがいたしましょう・・・?』
将:『伊豆守、そちはどう思う?』
伊:『ハッ!これは、断って角をたてるより、貰っておきましょう!』
将:『そぅ〜であるか?』
伊:『頂いておいて、いずれ伊達様が登城なさった時に、『先日は、私の家来が世話になりました、ありがとう』とされれば、外様の伊達様も面目がたつでしょう』
将:『そ〜せ〜♪』
家綱将軍の決定を頂き、松平伊豆守は再び、下城し江戸城門外にて、権助に・・・『もらって、よし!』を伝える。
そして、後日、将軍家綱に挨拶に訪れた、伊達少将に対して、今回のような事件が起きたのは、官名の【陸奥守】が複数居るからであり、【陸奥守】の官名は、伊達家のみとする計らいをした。
3000両では、引き換えに出来ない過分の名誉を得たことで、伊達家で宴が催された・・・
その宴には・・・
穴:『権助!なんで、ワシがこのような宴に・・・』
ご主人様の穴山小左衛門の隣には、ニコニコ笑顔の権助が・・・
(^_^)v
権:『大丈夫だぁ〜♪今日は、ちゃ〜んと招待されて、ここへ来ているんだから〜♪』
少将:『穴山♪そちのお陰で、【陸奥守】の官名は、伊達家のみとする栄誉を頂いた♪これからは、そちとわしは、義兄弟じゃ〜♪いつでも金を借りにまいれよ♪』
穴:『めっそうもございません!』
少将:『アハハハハ・・・』
大大名の伊達家の宴で、場違いな?穴山小左衛門と権助だが・・・
その隣には、より場違いな?二人が・・・
その二人とは・・・
松納と松平を読み違えた・・・
床屋とご隠居が・・・
【陸奥間違い】というおめでたい一席。
\(^o^)/
By HB
三遊亭 兼好師匠 【陸奥間違い】
高座に登場する姿・・・袴を着用しての登場です!
\(^o^)/
袴の着用だから・・・(武士)の噺?
マクラでは・・・
兼:『和楽器の琵琶・・・落語とは、格が違いますね♪』
兼:『そして、【つる】でしたが・・・機(ハタ)を織る・・・三日・五日と我慢するが・・・ついに、十日目に、我慢出来ずに戸を開けてみると・・・何もかもが無くなっている。助けたのは、(つる)ではなくて、(鷺)サギだった!』
兼好師匠にかかると何でも落とし噺?になってしまいますね♪
\(^o^)/
兼:『坂田さんには、夏に怪談噺でもやって頂きましょう!その時は、いい加減な呼び方ではなく、ちゃんとゲスト出演の依頼をさせてもらって・・・』
生で琵琶演奏なんて、なかなか見られる、聞ける機会が、そう数あるチャンスでは有りませんから・・・楽しみが一つ増えましたね♪
兼:『間違い、失敗は、人間の魅力ですが・・・
噺をしていて、一度失敗すると・・・その後、同じ噺の同じ所で失敗を繰返します。
それは、脳が失敗を学習するからなんです・・・例えば、サッカーのPK で一人が失敗すると、それを見ていた次の人も失敗する!脳が学習するのなら・・・上手くいく方は学習しないのか?・・・それは、脳が学習しても、技術が伴わないと、体現出来ません!逆に、失敗は技術が無くても体現出来ますから・・・』
先日のサッカーのアジアカップ、延長戦でも決着がつかず、PK 戦でまさかの日本代表の敗退を目の当たりにしましたからね・・・
こんなマクラから噺【陸奥間違い】に・・・
この【陸奥間違い】の噺が大好きです。
文頭に記した様に、兼好師匠が袴姿での登場時に、この噺をしてくれないかなぁ〜♪と、かなり期待がUP↑UP↑でした。
その期待に兼好師匠は、見事応えてくれました。
この噺なら、何編リピートされても復習してもらっても、OK でござんす。
そして、この噺を、前回聞けたのが、2014年4月。
実に、10カ月ぶりに聞けて、本日の落語会参戦満足度も更にUP↑です。
【陸奥間違い】は、他の噺家さんが演じない珍しい噺なので、噺の概要を・・・
旗本御家人の穴山小左衛門、役職はお台所役で、30俵の禄高。
その穴山小左衛門が自宅に帰宅して妻に話しかける・・・
穴:『我が家だけ金が無いのではなく、世間も金が無いようだ!どうにもならん!』
妻:『30両のお金を借りられなかったのですか?』
穴:『何軒か心当たりに聞いて回ったが、どこもダメだった』
穴山小左衛門は、月末までに、支払の為に、30両のお金が必要であり、今しがたまで、その金策に走り回ってきたのであった。
穴:『困ったな!本日中に、30両を工面せねばならぬのに・・・』
妻:『そう言えば、あなた、松納様には、お訊ねになられましたか?』
穴:『松納・・・?以前隣に住んでおって、字が上手な為に、祐筆に取り立てられて出世した松納か・・・?それは、忘れておった!良い人を思い出してくれた♪』
妻:『では、松納様に・・・』
穴:『松納なら、隣り合わせに住んでいる時分から、義兄弟の盃を交わした間柄、出世している事もあり、ワシからの頼みなら、30両という金も何とか工面してくれるだろ♪
ただ・・・松納が出世して、祐筆に取り立てられた時、我が家の隣から、芝内の屋敷に引っ越したのだが、その時、引っ越し祝いをしていない!今日、いきなりワシが松納を訪ねると・・・引っ越しの祝いに訪問したと勘違いをされる・・・どうしたものか・・・?』
妻:『使いを出しては、いかがでしょうか?』
穴:『それは、妙案だな♪使いに手紙を持たせて金の工面の依頼をしてみるか♪』
芝内に屋敷を構える元同僚の松納陸奥守に手紙で借金の依頼をする事に・・・
穴:『権助や!・・・権助や!・・・』
権:『へぇ〜い、お呼びでごぜぇますか?』
穴:『権助か!これから、使いに行ってもらいたいのだが・・・』
権:『どこさ?いくだ?』
穴:『芝内にワシの元同僚で、松納陸奥守様がいらっしゃる、そこへ手紙を届けてもらいたいのだが・・・』
権:『松納様にですか?』
穴:『そうだ!』
権:『手紙を?』
穴:『松納陸奥守様は、以前ワシと隣り合わせ住んでおって、義兄弟の盃を交わした仲だ、用向きを書いたこの手紙を届ければ、向こうでの口上の心配はいらない♪』
その様に指示された権助は、穴山小左衛門から松納陸奥守宛に書かれた手紙を預かって出掛けていく。
権助は、田舎から出てきて、穴山小左衛門に奉公するようになって、まだ日が浅い。
江戸の賑やかな雑踏の中、芝内の松納陸奥守の屋敷を目指していたが・・・
馴れない雑踏の中、あっちの人にぶつかり、こっちの人にぶつかりして・・・
権:『ごめんなさいねぇ〜』
などと、謝り謝り歩を進めて行くうちに、目的地の芝内も松納陸奥守の名前も忘れてしまう・・・
困った権助は、側に有った床屋で、手紙の宛先を読んでもらって、そこへの行き方を教えてもらおうと・・・
権:『あの〜すんません!オラ〜これから何処へ行くんだか?』
床:『エッ!またぁ〜変なのが飛び込んで来やがったな?自分で自分の行先を聞いていやがらぁ〜♪』
権:『そぅ〜でねぇ〜んだ!オラの行先は、ここに書いてあるんだ〜♪』
床:『どれどれ、見せてみろ!』
権助は預かった手紙を床屋に見せる。
床:『ふ〜ん♪それじゃ〜後で読んでおいてやるから、三日後くらいにまたおいで・・・』
権:『三日後じゃ〜遅いんだ!・・・直ぐでないと・・・さては、お前さんも、オラと同じで、字が読めないではないのかい〜♪』
床:『そんな事はないよ!読めば良いんだな?』
権:『ハイ!おねげぇ〜しやす♪』
床屋がいくら、字が読めると虚勢を張っても・・・字を読めないものは読めない!
そこで、床屋は、店に来ていたご隠居に手紙の宛先を読んでもらうことに・・・
床:『ご隠居、これなんですがねぇ〜ヤロウの為に読んでやって下さいませんか?』
ご:『ハイハイ!どれどれ!』
ご隠居が権助の手紙を手に取ると・・・
ご:『ホッホ〜♪これは、珍しい、今時、欠字を使っておるの♪』
欠字とは、身分の高い相手に手紙を出す場合、宛名の文字の一部を空白にして書く作法であり
ご:『松 陸奥守様と有るな♪』
権:『アッ!確かに、松なんとかさんって、言われました♪』
ご:『そのお方の住まいは、何処だと聞いている?』
権:『確か・・・【しば】・・・?』
ご:『それは、【芝】ではないか?それならば、この手紙の宛名は、松平陸奥守様だな♪』
権:『ま・つ・でぇ・ら・むつのかみ?』
松納陸奥守の宛名が松平陸奥守に変わってしまった事に全く気付かず、ご隠居に教えられた道順で、芝の松平陸奥守様の屋敷の前まで着た権助。
権助は、屋根瓦に『竹に雀』の家紋が入った立派なお屋敷にビックリしながらも、門番に使者であることを告げる。
門前から中に通され、権助は、使者の間に通される。
そこでは、使者対応専門のお使者係、渡辺二朗左衛門が取り次ぎをしてくれた。
渡:『で、本日の御用の向きは・・・?』
権:『なんでもまぁ〜うちのご主人様の穴山小左衛門から、こちらのまつでぇら様へと手紙を預かってきたんだか・・・』
渡:『お手紙を・・・!』
権:『うん、そ〜だぁ〜♪なんでも、うちの穴山小左衛門とお宅の殿様は、以前に義兄弟の盃を交わした間柄だそ〜だよ♪』
渡:『義兄弟の盃を・・・して、そのお手紙をお預け願えますか?』
権:『うん、これがそぉ〜だ♪』
権助は、穴山小左衛門から預かった、手紙を渡辺二朗左衛門に手渡す!
長年お使者係を勤めてきた渡辺二朗左衛門、しかし、我が殿様の交遊されている方々の中で、穴山小左衛門の名前は初めて聞いた!
それに、穴山小左衛門と我が殿様が義兄弟の盃を交わした間柄であるとまで聞いたので・・・
我が殿様である松平陸奥守(伊達少将)(当時の副将軍)に手紙を提出する前に・・・
差出人の穴山小左衛門の名前を大小全ての大名を網羅した大名図鑑で調べる。
しかしながら、大名図鑑には、穴山小左衛門の名前は、どこを探しても無い!
念のために、今度は、旗本・御家人図鑑を調べてみると・・・穴山小左衛門の名前が・・・有った♪
しかも、その旗本・御家人図鑑の一番最後のページに穴山小左衛門の名前が有るではないか?
よくよく見ると、役職は、お台所役で30俵の禄高である。
片や30俵の禄高の御家人と片や65万石の大大名の我が殿様伊達少将との交遊・義兄弟の盃を交わした間柄に・・・???
渡辺二朗左衛門は、恐る恐る殿様の伊達少将に、穴山小左衛門からの手紙を差し出す。
少将:『穴山小左衛門からの手紙・・・?穴山小左衛門・・・?その名前に覚えは無いが、どれ、手紙を見せてみよ!』
渡:『ハッ!こちらになります!』
渡辺二朗左衛門より手紙を受け取り、穴山小左衛門からの手紙を読み始める伊達少将。
手紙を読むと、その内容は、金の工面の申し入れで、差出人は、伊達家のような外様大名とは、仲が悪い旗本・御家人からの手紙であった。
とんでもない使者を招き入れ、手紙の取り次ぎをしてしまい、恐縮しきりの渡辺二朗左衛門に、鷹揚な伊達少将は・・・
少将:『江戸詰め大名数ある中で、大名の中の大名と見込んでの借金の申し入れじゃ〜♪願いを叶えてやれ、ただし、伊達家65万石への借財の申し入れで、30両はあるべくもない、十と千を間違えたのじゃろぅ〜♪3000両にして、直しておけ〜♪』
渡:『ハッハ〜!』
伊達少将と渡辺二朗左衛が穴山小左衛門からの手紙を読んでいる間、使いの権助は、使者の間において、ご馳走の品々とお酒を出され、チャッカリと接待され・・・
権:『うわ〜♪すんげ〜なぁ〜♪これみんな、どれ食べても良いんだか?全部は食べきれんなぁ〜♪それに、この酒、うんめ〜なぁ〜♪いったいこの酒は、一升幾らなんだ?いつもこんなうんめ〜酒を飲んでいるんだか?』
権助は、使者の間での接待を受けながら、次第に酒に酔って上機嫌になっていく♪
権:『あの〜この食べきれないご馳走なんだけど、包んで貰って持って帰るっう訳にはいかないんだか?』
こんな権助とは対称的に、穴山小左衛門は、自宅で、松納陸奥守への30両の借金申し入れの良い返事を持ち帰る権助の帰宅を首を長くして、待ちわびている。
By HB
続きは、パート5で・・・